スポーツ脳

しんせいSC代表の親バカ&コーチバカブログです

惨敗から得たモノ

熊本城マラソン2024

惨敗ではありましたがしっかりと敗因を分析して

2024年シーズンに繋げたいと思います・・・

 

【高温下でのエネルギー補給】

天気予報ですでに大会当日の気温は20℃以上になると覚悟していたので

それなりに準備はしており・・

青太のエネルギー補給にはモルテンジェルを準備しましたが今回は

SAURUSの完走パック

が安価だったので試しに購入しましたが・・・

モルテンジェルよりも味がめちゃ甘く

30km過ぎてからは

甘いものよりしょっぱいものを身体が欲しており

SAURUSは1個余りました(笑)

・・・

 

甘いものより塩っぱいもの

捕食MAPでチェックはしていたつもりですが・・・

30km過ぎてからキュウリの漬け物があるとばっかり思っていたけど

これが全くの思い違い・・・

キュウリの漬け物は青太のエイドだった(笑)

しょうがないので

イチゴとプチトマトにかぶりつくのみ

発汗に伴う塩分補給は事前準備が必要でしたね!

 

そして今回は各給水ポイントに寄って必ず水を飲み

手のひらに水をかけ時々頭からも水をかけという暑さ対策はしましたが

ちょろっと手に水をかけるのに

効果があったかどうかは不明・・・

 

・・・

【暑熱順化と深部温度】

今回は青太の反省を踏まえ

CORE CoreBodyTemperatureMonitor

を購入してのヒートトレーニングの導入・・・

 

sportsbrain.hatenablog.com

 

暑熱順化をそれなりに事前準備をして挑んだレースでしたが

やはり暑さがジワジワと身に沁みてきだし

どうにか気力で頑張れたのは30kmあたりまでで

残りは歩いたり走ったりの

5時間03分26秒ネットタイム

でフィニッシュ・・・

途中でトイレに行かなければサブ5だったかも(笑)

・・・

【COREでのレースプラン】

1月のランプテストでヒートゾーンが

38.5℃-38.7℃

でデットゾーンが

39.0℃あたり

だったので・・・

 

30kmのポイントまでデッドゾーン以下で

サブ4、悪くてもサブ4.5

のペースで行ければなんて思っていたけど

 

最大の過ちは・・・

深部温度を無視してペースを維持した結果

深部温度デッドゾーンに早く達してしまったって事(汗)

 

サブ4必須!

悲願のサブ4のためのペースありき

”いけどんどん!”で行っちゃった結果の惨敗・・

 

後の祭りとなりましたが

深部温度を上げない(維持する)様に

ペースコントロールしないといけなかった(笑)

・・・

 

【敗因を時系列にチェックする】

COREとGarminConnectのデータから

今回のレースを時系列にみてみると・・・

 

5km手前あたり・・・

いつもは心拍を150以下でコントロールしてスタートすると

6:30/kmのペースになるのですが

今回は5:40/kmのペースでスタートすることができ

心拍数も想定していた150bpm以下で推移し

滑り出しは好調のように感じましたが

この時点ですでに深部温度は38.0℃・・・

 

8kmあたり・・・

ペースは維持できてましたが

心拍も徐々に右肩上がりとなり

深部温度はすでにヒートゾーン

 

ハーフポイントあたり

この時点まで心拍数を150bpmで行って

30km辺りで160bpmで押さえられればと思ってましたが

深部温度もすでにデッドゾーンに突入・・・

 

30km過ぎたあたり

深部温度はデッドゾーンを越えており

ハーフポイントからココまでは気力で頑張れましたが

もう限界と身体が拒絶反応・・・

30km過ぎてからはウォーク&ジョグ状態

 

ウォーク&ジョグを続けていると35km辺りで

5時間のペーサーに追いつかれ

深部温度も38.2℃ぐらいまで下がっていたので

再び走り出し必死に食らいつきましたが

その根性も40km手前までで

そこからはウォークでフィニッシュ・・・

ペーサーについて行ければサブ5だったんですがね(笑)

・・・

 

【深部温度が下がった区間

深部温度がデッドゾーンに差し掛かった

15km手前あたりの沿道・・・

酒蔵の前でおけ樽に入れた砕いた氷を提供してくれていたので

片手に軽く握れるくらいのかけらをいくつかもらって

一つは口の中

二つずつ両手に握って

残りの小さなかけらを帽子に入れてかぶり

1kmぐらいだったと思うが走っていたら

ちょっと暑さしのぎ担ったような気分・・・

 

データでチェックしても

深部温度が0.2℃くらい下がっていました!

 

感覚的には

口の中の氷はすぐになくなり

キャップの中の氷のくずは入れた瞬間だけでしたが

手に持っていた氷は普段だったら冷たすぎて

握ってられないけど

このときは氷がなくなるまで

ギュッと握りしめておりました

 

前述していますが

手のひらに水をかけるのは瞬時で

しかもちょろっとだけだったので

できればペットボトルに水を入れて

それを手に持ちながら走ることができたら

効果があったかもね!

 

【ヒートトレーニングの効果】

COREを使い始めてヒートゾーンも向上し

暑熱順化もばっちりで挑んだつもりだったのですが

次の大事なことを見落としておりました(汗)

 

ヒートトレーニングは

継続して行わなければならず

ヒートトレーニングを止めてしまったら

7日以内に著しく低下し

28日後には完全に失われる

 

2月の練習を振り返ると・・・

2月に入って蓄積疲労をとるために練習量も落とし

2月9日(木)の別大国道通勤ランが

大会に向け最後のヒートトレーニング・・・

 

レースが18日だったので

9日前にヒートトレーニングを止めている・・・

 

調整期間に入って疲労抜きは順調だったけど

暑熱順化は低下していた可能性があるって事ですね!

 

【来シーズンに繋げるために】

今回のレース結果を分析し

来シーズンに繋げるために自分なりに考えていること

最後に備忘録として箇条書きに残しておくとにします

 

COREを使って・・・

○低強度(心拍140前後)でヒートトレーニングの模索

○高強度後のリカバリーでのヒートトレーニン

○ヒートゾーンの向上 = デッドゾーンの向上

○ヒートトレーニング = 暑熱順化 ≠ 心肺機能向上

 

GarminConnectでのトレーニング管理・・・

○月間走行距離を意識しない

○トレーニングのバランス(質・量・休息)

○マフェトン理論からの脱却

心拍トレーニングゾーンの見直し

○定期的な水泳トレーニングの導入

○調整期間のトレーニン

 

再びサブ4を目指して・・・v

 

 

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