ボンバーズに勝ち色ゴーグルを導入して約1年半・・・
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その間、選手の自主性に委ねてはいますが「勝ち色再チェック」をした結果をまとめております。※チェック法は家族に協力してもらって折り紙で三角筋でのチェック。
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色の順位が大幅に変動したりそれほど変わらなかったりと、その時のパフォーマンスの状態・コンディションで順位が変動しております。
「コレってどうなの!?」
「そんなにころころ変わっちゃっていいの!?」
っと思われる人もいるかもしれませんが、私はこう思ってます・・・
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ころころと変わるぐらいに本人が微妙な「変化」や「違い」を感じる事ができる様になっている。要するに感度(感性)が高まっている。
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響暉は今年の4月に勝ち色ゴーグル13色全てを購入し練習やレースで、その状況に合わせて使用しています。
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彼女が実際のレースで使用したゴーグルとその順位は
2019.05 西日本年齢別 藍色(3col.)
2019.06 県JO予選 紫色(2col.)
2019.07 県選手権&県中学 FR : 藍色(1col.) IM : 紫(2col.)
2019.08 九州中学 藍色(1col.)
2019.11 県秋季 赤色(2col.)
2019.12 県冬季室内 赤色(2col.)
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見てもわかるように必ずしも 1col. をレースで使用していたわけではありません。その都度本人の泳ぎの感覚が一番良いのを使っています。
その時の感覚ということで2019.11の県秋季の時に本人からもらったコメントは
「1col.のオレンジだと水が軽すぎてちゃんとかけなくて、2col.の赤が身体が良く動くしやる気が出る!」
との事でした。
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その後本人の希望もあり12月に入ってのメインスイムでレーススピード意識させての1col.指定のセットでも色を変えて泳がせてますがその本人の感想は・・・
「1col.の紫は身体は動くけど息がたくさん入らず苦しい」
「2col.の赤は息がたくさん入るけど100m過ぎた辺りから身体が動かなくなる」
という感覚だったようで
400mまでのレースは紫でなんとか行けそうだけど800mだとやはり赤の方がよさそうという本人の意見でした。
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っで、先週末土曜の朝練のメイン 400m*3t on 6:00 Des を泳ぐ前にどの色で泳ぐか聞いてみると「1本目は赤(2col.)、2本目は紫(1col.)っで、3本目は速く泳げる方で泳ぐ・・」との事でしたがその結果は
1本目 4:59.94 (赤:2col)
2本目 4:57.31 (紫:1col)
3本目 4:51.31 (赤:2col)
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私が指示したのは、「1本目をあまりイージーなペースで入らず5分くらいから入って見なさい」だけでしたが、その通りのタイムからちゃんとまとめてくれてます!
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3本目終わっての本人の感想はといいますと首をかしげながら
「う~ん、紫だったらもっといけたかも!?」
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本人はその時に赤の方が良いとももって泳ぎましたが、紫ならもっと速いタイムが出せたかもと思ったその感覚・・・
レースの時には味わえない練習でのその感覚・・・
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筋力チェックでの1col.が必ずしもレースでの勝ち色とは限らない・・・
大事なのは本人のその日の感度が一番高い色が「勝ち色」って事・・・
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だからこそ
練習で色んな色のゴーグルを使って感度を高める事が大切という事ですね!
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練習中、こちらが指示するのは最低限にして本人の選手としての気持ち優先・・・
そう!感覚トレーニング・・・
今はコーチとして練習中のタイムがどうのこうのよりもその感覚を引き出してあげるように質問形式で本人の感覚を言葉で表現できる様な接し方に変わっています!
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