スポーツ脳

しんせいSC代表の親バカ&コーチバカブログです

熊本城マラソン2025 ~後編~

熊本城マラソン2025

走り終わってラン仲間と一緒に記念撮影

 

 

sportsbrain.hatenablog.com

 

レースが始まるまでは

前編で時系列に書き込みましたが・・・

 

フルマラソンは9時02分にスタート!

 

前編で書き込んだように

コンディションを崩していたので

目標だったサブ4はあきらめ

今回は「無理せず完走を目指す」に修正し

無理そうならDNF・・・

 

スタート前に描いていた設定ペースは

下記の通り

 

⇒心拍数を147bpm~150bpmで10kmまで行き

※この時点で体調的に続きそうもなかったらDNF

⇒その後は心拍数(強度)と深部温度が39℃を超えないペースで維持しつつ、30kmまで行き

⇒残り12kmは余力で走りきる・・・

 

そして今回は事前に用意していた

栄養補給アイテムを決めていた

下記のポイントで

しかも走りながらではなく

しっかりと立ち止まって

水と一緒に飲むことを

心に言い聞かせてのスタート・・・

 

⇒MAURTENパウダー

こちらはレース前の補給として水(500ml)に溶かして前日から当日朝にかけてチビチビと補給・・

⇒MAURTEN ジェル

15km/30km 辺りのエイドで1つずつ

⇒Amino-value 顆粒

10km/20km/30km/40km 辺りのエイドで1本ずつ

※40kmでのAmino-valueは走りながら

 

ということで以下はレース展開を

要所ごとに

心拍数・ペース・深部温度を

チェックしながら振り返って見ることにします

 

【10kmあたり】

スタート合図が鳴ってから

スタートラインを通過するまでが2分11秒・・・

その後もだらだらペースでしたが

3km辺りからペースも落ち着き始め

心拍数が145bpmのペースを維持

 

⇒5kmの通過ラップタイムが29分55秒

⇒10kmの通過ラップタイムが29分51秒

 

10kmまではサブ4ペースより

10秒ぐらい遅いペースで来れており

このままいけちゃいそうな気分でしたが

 

フルマラソン

そんなに甘くない!!

 

心拍も徐々に上がってきているので

ここはやはり

ちょっとペースを落とすべき!

 

今までだったら

いけいけどんどん的な感じで

行っちゃうところを

コンディションを考えて

ペースダウン!!

 

【ハーフポイントあたり】

※↑画像はハーフ過ぎて最初のエイドあたり

 

⇒15kmの通過ラップが30分24秒

⇒20kmの通過ラップが32分42秒

⇒25kmの通過ラップが35分35秒

 

画像グラフの緑の部分が

深部温度の推移ですが

スタートから徐々に深部温度が上昇していき

10kmのポイントでの

深部温度が38.87℃だっのが

ペースダウンをしたので

深部温度もちょっと下がって

38.6℃台を推移しながら

22kmあたりまで来ています

 

心拍もほぼ150bpm前後で推移し

ペースは6:15-6:25/km・・・

 

っで、15km過ぎから

トイレを我慢していたので

22kmあたりのエイドで

4分ぐらい

トイレ休憩ついでに栄養補給とったので

深部温度も38.3℃台まで落ちてのラン・・・

 

【30kmあたり】

⇒30kmの通過ラップが32分26秒

 

25km過ぎたあたりから

ちょっと足取りが重く感じられ

ペースも若干ダウンしたが

30km以降を考えて

焦らずそれなりにペースを維持しながら

エイド毎にプチトマトやいちごを補給

 

画像は31kmあたりのエイドですが

ココで携行していた

maurtenジェル&aminovalue顆粒を

摂るために立ち止まっていると

 

私の横を

サブ4.5のペーサー

が・・・・・

まじっずか!!!

 

残り11km・・・

 

ここからがマラソンスタート!

足は重いがまだ余力が残っていたので

 

そこからはペーサーとの

デッドヒート(笑)

 

【35kmあたり】

⇒35kmの通過ラップが31分44秒

⇒40kmの通過ラップが30分52秒

⇒ラスト2.195kmのラップが13分38秒

 

31km過ぎて

フィニッシュまでのコースは

けっこう

アップダウンが激しいのですが

 

ペーサーとの

デットヒートのさなか

35km手前あたりから

ランニングハイ状態

 

めちゃくちゃ気分が乗って

更にペースアップし

ペーサーを一気に突き放したつもりだったが

そこから3km続いただろうか・・・(笑)

 

38km過ぎから再び

ペーサーとのデッドヒート再開・・・

 

苦しかったけど

もう少し余力がある気分・・・

 

40kmあたりの

橋でラン仲間の応援に気付き

そこからは気力のラン・・・

 

残り1km・・・

熊本城内の坂に突入

歩かずに気合いでフィニッシュ!!

 

記録は

4時間27分07秒

とりあえずサブ4.5達成

したわけですが

今回はエイド以外は

歩かずにフィニッシュ出来ており

 

しかも通過順位を確認すると

ラスト2.195kmで驚異の

103人抜き(笑)

 

こんな感じで

熊本城マラソン2025は終了・・・

 

コンディションを崩したのが

返って功を奏したのか

サブ4ならずとも

30km過ぎてからの走りには

かなり満足しております!

 

【來シーズンに向けて】

 

これにて今シーズンの

フルマラソンは終了しましたが

來シーズンも懲りずに

サブ4!

を目指すために・・・

 

昨年夏から

心拍数147-150bpmで

5:30-5:40/km

を指標に朝ランしてきて

昨年12月の青太では

30kmまではいけたものの

トイレ休憩とかの

ロスを取り戻そうと焦りがあり

30km以降失速・・・

 

そこで來シーズンに向けて

心拍数147-150bpmで

5:20-5:30/km

のペースを維持できる力

 

それがあれば

エイドやトイレ休憩をとっても

焦らずにサブ4は出来る・・・

 

ここの能力を向上させるための

レーニングを再構築・・・

 

低強度zone 75.0% 
Zone0( ↓129bpm) 35.0% ⇒ 35.0%
Zone1 (129-145bpm) 20.0% ⇒ 30% 
Zone2(146-152bpm) 20.0% ⇒  10%

中強度zone 15.0% 
Zone3(153-161bpm) 15.0%

高強度zone 10.0% 
Zone4(162-169bpm) 7.0% 
Zone5(169bpm↑) 3.0% 

 

上記は心拍強度による構成比ですが

 

全体的な比率は変えませんが

ベースづくりとなる

Zone1 /Zone2

の構成比で

先ほどの有酸素能力が効率よく向上する

AT: 無酸素性作業閾値

となる

Zone1を10%から20%まで増やし

Zone2を20%から10%に減らす・・・

 

そして

高強度zoneがいつも

やっても8%程度で目標値より低いので

ここの割合を上げられるよう意識する・・・

 

高強度を増やせば

疲労も蓄積されるはずなので

全体のボリューム(走行距離)

が落ちたとしても質を意識・・・

 

そのためにもONとOFFの

OFF: 休養(休息)

の部分を上手にとる!

 

計画通りに進めば

間違いないと思うのですが

さてさてどうなることやら~(汗)

 

・・・・

 

ということで

熊本城マラソンが終わって

8日間のOFFをとって來シーズンにむけて

 

朝日を浴びて

RESTART !

 

【追記として】

今回のレースはペースを落とした分

携行していたスマホでランナーの後ろ姿を

撮ることができ

 

メジャーな大会はTシャツがお洒落~♪

横浜マラソン湘南国際マラソン

を走ったランナー・・・

 

目指せサブ5

の81才のランナー

 

27km辺りで

「このまま行けばサブ4.5ペースですよ!」

と声かけすると

「まだまだ先が長い・・・!」

なんて会話を交わしながら追い越しましたが

サブ5達成したのかは不明・・・

 

こちらは

ゴールドコーストラソン

を走ったランナー

 

ハーフを過ぎた辺りで

私の前を走っておりましたが

25km辺りで追いつき

ゴールドコーストラソン、どうでしたか?」

と声かけると息を弾ませながら

「めちゃくちゃ良かった~!最高!」

だったようです(笑)

 

スマホ撮影やらランナーとの会話

が楽しめた熊本城マラソンでしたv

 

 

 

 

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